禅居庵を出た後、次に向かったのは、建仁寺。
建仁寺といえば、あの有名な双龍図です。お堂の天井に描かれた大きな二匹の龍の絵。
雑誌では、見ていたのですが、今までは、清水寺から産寧坂、二寧坂、円山公園が定番のルートだったので、一度も訪問したことがなかったのです。
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
おお…なんかホワイトバランスが変なことに…
順光・逆光でこんなに変化するわけないし、現像ミスしたっぽい。
建仁寺は、お堂の中も撮影可という珍しいお寺さん。
写真愛好家にはとてもありがたいです。
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
堂内に入ってすぐ目にするのは、この絵。
力強い風神雷神です。もっと綺麗な金色を写したかったと、ちょっと反省。フジのカメラならできるはず。
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
襖に描かれている絵は、どれも素晴らしく、これだけでも十分堪能できます。しっかり見ていくと、1時間以上はかかってしまいそうです。
では、双龍図を観に行きましょう。
スリッパに履き替えて、別棟へ行きます。
お堂の天井高くに描かれた双龍図。
圧巻の一言です。
この濃淡。緻密に繊細に描かれています。
本当に美しいですね。
こんなに素晴らしい作品を鑑賞することができて、本当に来て良かった。
お堂には、中庭もあり、枯山水を楽しむことができます。
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
いろいろなお寺さんで枯山水を楽しむことができますが、どこも違いがあって面白いですね。
FUJIFILM X-T1 / CONTAX Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5
別の中庭には、苔がたくさん生えているところがあり、とても美しかったので苔写真好きとしては、ぜひ一枚。撮影しました。
実は、Nikon D7100を購入したのも、滝の写真を見てその写りに感動したからなのですが、そこに写っていたのが苔なんです。
あのしっとり・こってりとした緑がとても好みだったのでCanonからNikonへ乗り換えをしたのですが、FUJIFILMでもここまで出してしまうと、Nikon…うぅん…と。
機動性を考えるとミラーレスカメラに軍配が上がるのは間違い無いですし、メインで使用しているレンズがCONTAXのツァイスレンズとなると、フランジバックやアダプター精度の関係からやっぱりミラーレスカメラだよね。と。
噂通りの迫力のある双龍図。
今度は、撮影なしでゆっくり拝観したいですね。