RX100を購入してから、毎日のように持ち歩いています。いいですね。すっかりお気に入りになってしまいました。
以前は、コンデジなんて、スマホにも負けるし意味がないって思っていたのですが、技術の進歩はすごいです。
RX100に関心すると同時に、カールツァイスレンズにも興味が湧いてしまい…
購入しました。
Vario-Sonnar 28-70mm F3.5-4.5
ヤシカ/コンタックスマウントのMMJタイプです。
ズームレンズは、D7100のキットレンズの18-105mmとSIGMAの18-300mmを持っているのですが、標準域のズームレンズは持っていなかったので、ちょうどよいかなと思い購入しました。
マウントアダプターは、K&F Conceptです。台風が過ぎ去り、晴天の休日となったため、試し撮りをしに名古屋港へ行ってきました。
※マニュアルレンズのため、Exif情報がありません。露出データは掲載しませんので、ご了承ください。

ハーバーガーデンのアスファルトに描かれた文字。
発色がいい感じです。解像もしっかりしています。

ハーバーガーデンのコンテナに描かれていたロゴ。
今まで、ニコンやシグマのレンズを使っていたためか、カールツァイスは、非常にナチュラルな色乗りという印象です。
青の発色がとても綺麗です。トキナも所持しており、『トキナーブルー』と言われるくらい青の発色が良いのですが、個人的には、カールツァイスの青の方が好きです。

これなんでしょうね。
多分駐車場案内だと思うのですが、良く分かりませんでした。でも、バリバリに割れた矢印の塗装感がとても良い。

結婚式場。
この時に気付いたのですが、絞ると色が変化するんです。この写真は現像段階でホワイトバランスを補正したのですが、RAWデータ上では、もっと暗くてくすんだ色あいになっていました。
比較として、RX100で撮影したものをアップします。

RX100 21.08mm | F8| 1/1000秒 | ISO 125
RX100の方が肉眼に近い色をしています。
絞らなければヤシコンゾナーでも同じくらいの色あいだったので、絞って使う場合は注意が必要ですね。
あと、F値は両方とも8なのですが、ヤシコンの方は四隅がかなり流れています。RX100は隅まで綺麗に解像しているのですが、ヤシコンは流れてしまっています。
これは仕方がないですね。

塗装割れや木目も綺麗に描写してくれています。ボケ方も柔らかくていい感じですね。
どの写真もそうですが、ゾナーレンズは画がサラッとしているような感じがします。ツヤツヤな画というよりは、サテンフィニッシュっぽいというか、テカリがないので個人的には好きですね。

この船の撮影時、完全に右前から光がしっかりとかかっていたため、ちょっと白く飛んじゃってます。絞っているので色味も変化してしまっています。
RX100でも撮影してみたので、比較してみます。

RX100 37.1mm | F8| 1/800秒 | ISO 125
だいぶ色味が違います。ヤシコンの方は、夕方に撮ったかのような感じになっています。

上の写真の隣に停泊していた船を撮影したのですが、完全にフレアが生じています。ファインダーを覗いている時からハッキリと出ていました。
影の位置を見ていただくと分かるように真逆光ではないのです。
このレンズは、フィルム時代のレンズなので、ちょっと特殊な角度から光が入るとフレアが起こるようです。仕様のようなものですね。

モノクロもいい感じです。
逆光耐性が弱いという弱点はあるものの、描写は非常に良いレンズだと思います。
今までNikon×SIGMAの組み合わせがメインでしたが、これからは、カールツァイスがメインになりそうです。
プラナーも気になっているので、いい感じの中古が出ていたら試してみたいですね。